外貨両替 fx 初心者 最後の無頼派 伊集院静を見つめる か行 忍者ブログ
引き返せないことを知るのが大人だろうか。 人生にこまやかな慈愛の眼を注ぎながら心に染み入る筆で描く『哀切の人』。 直木賞作家・伊集院静のファンのために小説・エッセイなど著書を紹介しています。
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きみとあるけばきみとあるけば
伊集院 静 /堂本 剛
朝日新聞社 刊
発売日 2002-07
オススメ度:★★★★★




犬が飼いたくなっちゃう本 2003-09-11
とにかく、本を読むのがあまり好きでない人でも簡単に読めます。
私もそうだったし。日常生活で忘れがちな大切な事に気づかせてくれる、そんな暖かいエッセイになってます。また剛君が描く素敵な絵もとてもよかったです。むしろ絵が見てくて買ったんですが・・・。久々に幼い頃を思い出し、懐かしく感じました。あとすごく犬が飼いたいなって思いますよ!!きっと誰でも。とにかく1度是非読んでみる価値ありです。

とても温かく優しい本 2003-01-07
正直剛くんのイラストが目当てで買いましたが、内容はとても胸にくるもので感動しました。とても温かく優しい本で、ちょっと泣けます。

自分を考え、知りたい人に… 2002-08-22
私がこの本を読もうと思ったのは、ハッキリいって堂本剛くんがイラストを描いていたからだった。
もちろん、お目当ての剛くんの絵は暖かくて優しい絵だった。
しかし、伊集院さんの文を読んでみると考えさせられることが、私にはたくさんあった。
内容は伊集院さんのエッセイ。伊集院さんの愛犬「亜以須(あいす)くん」と奥さんとの普段の生活を通じて感じたことや、それによって思い出したご自分の少年時代のことが書かれていた。
活字が苦手な人でも、約100P強のページ数と、興味を引く文章、暖かいイラストのおかげですぐ読み切ることが出来るはず。
私はこの本を読んでいろいろと考えたら、今の自分の考え方を知ることが出来た気がした。
“私”という人間がわかった気がした。
とにかく1番言いたいことは、自分を考え、知りたいと思っている人には、この「きみとあるけば」はオススメできる本だということだ。
私のようにイラスト目当てで買った方も、絵ばかり見るのでなくて自分を考える良い機会にしてほしいと思う。


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ごろごろごろごろ
伊集院 静
講談社 刊
発売日 2001-03
オススメ度:★★


?? とある海岸に建つ裏さびれた倉庫の管理人をしている「私」のもとに、昔よく麻雀卓を囲んでいた男のことで電話がかかってくる。厄介事が含まれていそうなその電話に、「彼の口から佐久間の名前が出なければ、私は彼に逢いに行かなかった」と電話の主・東に会いに行ってしまう。そこから、主人公の過去から現在への物語が佐久間のことを軸に語られはじめる。
???社会の端で日銭を稼ぎながら生活し、定住することに慣れない「私」。偶然声をかけ合うようになった男たちと定期的に卓を囲むようになり、いつしか男たち―佐久間(サクジ)、木地(キサン)、富永(トミヤス)との間にしっかりとした絆が生まれた…。
?『ごろごろ』に描かれている男たちは、必要以上に他人と関わらない。それぞれの道を生きており、それぞれのあり方を黙認しあっている。大切なのは、卓を囲んでいるということ、そしてその囲み方のバランスがいいということ。やくざな男たちではあるが、彼らに荒々しさはなく、虚勢を張ったりすることもない。それでいて、読み手のなかに眠っている男気を静かに揺さぶり起こす何かが隠されている。
???引き締まった文章で構成され、淡々と話が展開されていくサクジとの物語。心情描写は多くないが、確固たる情感が状況描写を通じて描き出される。季節感あふれる情景描写も、この情感を盛り上げるのに一役買っていることは間違いない。繊細な描写に支えられて浮かび上がってくる悲しみ。これこそが本作品の魅力なのではないだろうか。(土田みき)


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極上掌篇小説極上掌篇小説
いしい しんじ /石田 衣良 /伊集院 静 /歌野 晶午 /大岡 玲 /大崎 善生 /片岡 義男 /勝目 梓 /車谷 長吉 /玄侑 宗久
角川書店 刊
発売日 2006-11
オススメ度:★★★




作家の特徴がわかる本 2007-09-20
今まで読むことのなかった作家の短編を読むことができて、いろいろな意味で参考になった。

中でも特に、大岡玲の作品は胸にぐっとしみるものがあった。今まで読んだことがなかったので、これから彼の作品を読んでみたいと思う。

紅茶でも飲みながら 2007-03-21
これは10枚ほどの短編集です。


一つ一つがどれもすばらしくて、その世界に引き込まれてしまいます。

次の話を続けて読むのはもったいない。

一つ読んだら紅茶を入れて、ゆっくり飲みながら、その世界に身を任せる。

そんな読み方がふさわしいと思います。


全部読み切ってしまうのが、惜しいほどです。

悪意とペーソス、たそがれのショートショート 2007-02-01
 ぶ厚さの割に1時間程度で読める本だ。どこから読んでもかまわない。短い話ばかりだから。しかし、気分が落ち込んでいる人にはお勧めできない。欝の人にはもってのほかだ。内容は無意識の内に蠢(うごめ)く悪意や哀しみ、やるせなさや憤りに満ちている。決して読後感のよいものではない。


 もしも、小説の書き方を知りたい。それぞれの作風を味わいたい。短編というものを読んでみたいという興味や情熱がある方ならお勧めするが、有意義な時間潰しをしたい、建設的な意見を拾いたい、気分転換や気晴らしに読みたいという人には全くお勧めできないシロモノである。


 手に取ったとき、装丁の内側が非常につやのある滑らかな紙が使われているので、読んでいる間の本の持ち心地触り心地はいい。それに反して読んでいて気分の良いものではない。そのギャップが私にとっては神経が逆撫でされるものだったので、星の評価を落とした。




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機関車先生 (集英社文庫)機関車先生 (集英社文庫)
伊集院 静
集英社 刊
発売日 2003-03
オススメ度:★★★★




心をあたたかくしてくれる作品 2008-08-07
読めば読むほど完璧な先生ではあるんだけれど。



接し方の不器用さとか

伝えたい思いが上手く伝わないところとか

思わず応援してしまいたくなる。機関車先生。

苦悩も葛藤もしてきたろうなって思って読んでいた。


子供たちが先生のことをほんとに慕っていて

島の人間の心もほんとにあたたかく描かれていて。

私の心をもあたたかくしてくれた。


彼の存在は穏やかな風を島にもたらした。

そして、その風は去っていってしまうのだけれど。

その風の通った形跡は確かに息づいている。


奇をてらった表現なんて、これっぽっちも出てこないけど

安心して読めて、そして感動のある物語。

小説の後味もなかなかよろしいのです。


「伊集院静」さんの書いた本に興味を持つようになった1冊です。

二四の瞳に似ているのかな? 2007-12-05
口のきけない先生から子供たちがつけたあだ名は「機関車先生」

終戦後の小さな瀬戸内の島の小学校に赴任して来た

体が大きくて力持ち、心優しい機関車先生

子供たちや島の人との交流を描いた1冊


瀬戸内の海と積乱雲と機関車先生

村上水軍と第二次世界大戦と漁師の村

潮の香りと星降る夜空と豆狸

小さの島に残る歴史の重みと子供たち

機関車先生を取り巻く人々の沢山のエピソードがぎっしり詰まっている

とにかくあったかい☆ 2005-04-22
何も考えず、ただただ心温まりたい人におすすめです☆
「こんな先生がいたら・・・」と何度も思ってしまいました。
最後は少し涙もあり、切なくなりますが、私はこの本が大好きです!


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