外貨両替 fx 初心者 最後の無頼派 伊集院静を見つめる 忍者ブログ
引き返せないことを知るのが大人だろうか。 人生にこまやかな慈愛の眼を注ぎながら心に染み入る筆で描く『哀切の人』。 直木賞作家・伊集院静のファンのために小説・エッセイなど著書を紹介しています。
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それがどうした―静と理恵子の血みどろ絵日誌 (角川文庫)それがどうした―静と理恵子の血みどろ絵日誌 (角川文庫)
伊集院 静 /西原 理恵子
角川書店 刊
発売日 2005-03
オススメ度:★★★★★




爽快な言葉だ 2005-04-24
人生の勝ち組になることを賞賛する本が多い中、直木賞作家が書いた本書のエッセイは実に爽快だ。
著者は生きることの悲しみを理解してくれている。負ける人がいることを当然と捉えるから、その中で必死に生きている人を応援する。負けるものの存在があまりにも軽んじられていることに、怒り、嘆きをつぶやいている。
 
人生の勝ち負けってなんだろう。世の中が勝ち負けの定義を決め過ぎる。生活できなくなってしまうのは考えものだけど、肝心なのは自分の好きなこと、興味のあることに熱中している人が輝いているということではないか。
「それがどうした」なんと響きの良いセリフだろう。


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母の男言葉 (文春文庫)母の男言葉 (文春文庫)
伊集院 静
文藝春秋 刊
発売日 2004-04-07
オススメ度:★★★★




初めて読む人にはおすすめ 2006-06-18
伊集院さんの本を初めて読んだ。ギャンブラーであるイメージから少し離れた、きれいな文章。いつも近くに花があり季節感を楽しむ事ができます。



長い間ありがとうございました! 2004-04-13
週刊文春に連載されていたエッセイ「二日酔い主義」の最終巻。
ずっとこのシリーズを読み続けてきた自分としては読みながら寂しい気持ちがしました。
衝羽根、鉄線、虫狩などといった花の名前が出てきて、一体どんな花なのだろうと調べる気持ち、日常の中でつい見過ごしてしまうような四季の色彩を意識させてくれる読み物だったと改めて発見できました。
文中、時折出てくる家人(篠ひろ子さん?)のエピソードも楽しい。


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ねむりねこねむりねこ
伊集院 静
講談社 刊
発売日 2003-11
オススメ度:★★★★




喰わずぎらいだった 2004-05-03
熊谷守一の表紙絵に惹かれて買った。筆者の伊集院静の本を買うのは初めてのこと。夏目雅子と結婚したことで名を上げた流行作家という印象が私の中にはずっとあったし、伊集院静という名前がなんとなく胡散臭くて、喰わず嫌いをしていた。しかし読んでみてけっこう骨のある人だと解った。熊谷守一の絵が好きなだけはあると、急に妙な親近感も湧いた。
気に入ったフレーズが幾つか出てくる。
その一つは『私は人前で大声を上げないのことが大人の男だと思って生きてきたのに…』「松井秀樹の軌跡」の中で、伊集院が「ヨオーッシ」などと松井のホームランに無意識に声を上げる、らしい。という所だ。
全くそうだ。人前で大声をあげる男は、大人の男とは認めたくない。男は常に冷静沈着であってほしい。最近の男は大したことでなくても、人前で泣いたりわめいたりするのがいて、嘆かわしいと思っていたので、この一言には膝を打った。
さて「ねむりねこ」とは、守一の表紙絵のタイトルそのままを取ったものだが、あとがきに、そのあたりのことがこんな風に書いてある。
『守一の作品には根に品性がある。それは私に一番欠落しているもので、こころがけてみるのだがいっこうに身につかない…』
なんの、なんの、このエッセイ集を読む限り、伊集院静には品性があることが良くわかるのだ。


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ずーっといっしょ。 (角川文庫)ずーっといっしょ。 (角川文庫)
伊集院 静 /堂本 剛
角川書店 刊
発売日 2006-10
オススメ度:★★★★★




ずーっとそばにおいておきたい一冊 2006-10-25
伊集院さんの愛犬(亜以須)についてのエッセイに堂本剛くんのかわいいイラスト。

「きみとあるけば」の続編の文庫です。

伊集院さんの小説は、根底にちょっとほの暗いイメージですが、こんな性格を

されているからなんだなーと思ってしまいました。

亜以須は彼の子供であり、彼の少年時代でもあり。私の中の思い出にも重なるものも

あり。。。懐かしいような気持ちにさせられました。

剛くんのイラストもとてもかわいくて癒されます。

彼は歌だけでなく、いろいろな才能がある人なんですね。

巻末の二人の対談、亜以須との写真は剛くんファンも納得のショットです。




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春雷―海峡・少年篇 (新潮文庫)春雷―海峡・少年篇 (新潮文庫)
伊集院 静
新潮社 刊
発売日 2002-07
オススメ度:★★★★




英雄の心の成長が面白い♪ 2005-05-07
主人公英雄の心の動きがていねいに描かれていて、好感が持てる。ちょっと背伸びしてみたい多感な時期の経験は何ものにも替え難い。少年はこうして大人になっていくのだとあらためて思った。


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