外貨両替 fx 初心者 最後の無頼派 伊集院静を見つめる 冬のはなびら |伊集院 静 忍者ブログ
引き返せないことを知るのが大人だろうか。 人生にこまやかな慈愛の眼を注ぎながら心に染み入る筆で描く『哀切の人』。 直木賞作家・伊集院静のファンのために小説・エッセイなど著書を紹介しています。
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冬のはなびら
伊集院 静
文芸春秋 刊
発売日 2003-01
オススメ度:★★★★★




静かで豊かで淡い作品。 2003-07-17
こうした文芸作品はほとんど読まず、今回人の勧めで読んでみた。
タイトル名が非常に気品にあふれ、静かではあるが芸術的ドラマが展開されるような感じを受けたものであった。
この期待をうらぎらず、本書はとても静かで飾りがなく、劇的展開は
ないけれども、普通に生きる普通の人間の人生にスポットを当てて、その一面を、桜が散る時のような感慨深さと静けさと、ほんのり甘い香りにつつまれたやさしさを含んで美しく描いている。おそらく元来の日本人が昔からもっていたであろう「堅実さ」というものが、こんなにも強く美しく、劇的であるのかと思わされた。
「雨あがり」「夏草」「遅い春」「陽だまりの木」「春泥」「冬のはなびら」
上記タイトルの短編が収録されている。
世間的、社会的に!有名、無名、貧乏、金持ち、、いろいろとある。
しかし、人間ひとり一人が、誰でも映画の主人公になれるような深みのある生き方をもっている。そんなことを改めて感じさせてくれる作品だった。


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