外貨両替 fx 初心者 最後の無頼派 伊集院静を見つめる 美の旅人 フランスへ |伊集院 静 忍者ブログ
引き返せないことを知るのが大人だろうか。 人生にこまやかな慈愛の眼を注ぎながら心に染み入る筆で描く『哀切の人』。 直木賞作家・伊集院静のファンのために小説・エッセイなど著書を紹介しています。
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美の旅人 フランスへ美の旅人 フランスへ
伊集院 静
小学館 刊
発売日 2007-04-24
オススメ度:★★★★★




無頼派でかつ耽美派 2009-03-15
1枚の絵を見るためだけにフランスを回る憧れの旅。ルーブル、オルセー、オランジュリーといったパリの美術館だけでなく全土をくまなく訪れて絵と対面する。そして疲れたら酒とカジノ。ほんとうに上質の時間がゆっくりと全編に心地よく流れていく。時間とお金、そして体力がそろわないとけっして実現しそうもない旅を前作のスペインに続き踏破した作家の姿はかなり以前に競輪場でお見かけした人とは別人なのだろうか?それともその両極端こそが創作の原動力なのだろうか?母に連れられて行った展覧会の想い出や「(絵を見ることは)その人がかがやくことなのだ。」といった鋭い指摘などほんとうにきらきらとしていて読み物としても最高。つぎはどこへ絵を探しにいってくれるのだろうか?待ちきれない!

わかり易く詳しく美しい 2007-08-24
有名な絵画の背景や、描かれた時代、画家についてとても詳しく説明してあり

とてもわかりやすいです。

普通の美術書のように、読んでいると少し疲れるような堅苦しいものではなく

ぐいぐい引き込まれるような文章はさすがだと思います。

絵もふんだんにちりばめられていて贅沢な一冊です。

少し値段は高いのですが、この一冊でフランス絵画がわかる?!ような気持ちになりますし、

お得な気分に浸れました。

これを読んだらフランスに行って、美術館巡りをしたくなりました。


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