外貨両替 fx 初心者 最後の無頼派 伊集院静を見つめる 美の旅人 (週刊ポストBOOKS) |伊集院 静 忍者ブログ
引き返せないことを知るのが大人だろうか。 人生にこまやかな慈愛の眼を注ぎながら心に染み入る筆で描く『哀切の人』。 直木賞作家・伊集院静のファンのために小説・エッセイなど著書を紹介しています。
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美の旅人 (週刊ポストBOOKS)美の旅人 (週刊ポストBOOKS)
伊集院 静
小学館 刊
発売日 2005-04
オススメ度:★★★★★




スペイン絵画鑑賞旅行 2006-05-12
作者が画家の生きた空気を吸いながら美術案内をしてくれる。

なんとも優雅で贅沢な旅である。


トレド、マドリード、カダケス、バルセロナ・・・

どれもが特別な土地になる。


グレコ、ゴヤ、ダリ、ミロ・・・

だれもが特別な人になる。


スペインに飛びたい。

スペインの美術館巡りをしたくなりました 2005-04-25
私はスペインに行ったことはありません。ただ、この本に出てくる、ミロやダリの作品に描かれている風景や、現地の写真を見ていると、無性に旅をしたくなります。
ゴヤ、エル・グレコ、ベラスケス、ダリ、ミロ、ピカソ……、と多くのスペインの巨匠たちの作品がカラーで紹介されていますが、いちばん心に残ったのはミロでした。
ミロの“お医者さん”のようなやさしい風貌、そして『農園』のように、小さなものにまで愛情を込めて描き込んである風景画。有名な『青』や『星図』シリーズのような抽象的な絵も、難しく考えることなく、すっと鑑賞することができました。
特にスペインに思い入れがあるわけではありませんが、やはり絵を見るのは楽しいです。伊集院氏の解説とも紀行文とも、どちらともいえるような文章を読みながら、また美術館に足を運びたく思いました。実際に絵を見ている著者がうらやましいです。
願わくば、週刊誌に連載されていた当時の続編(フランス編)も早く読みたいです。


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