外貨両替 fx 初心者 最後の無頼派 伊集院静を見つめる 忍者ブログ
引き返せないことを知るのが大人だろうか。 人生にこまやかな慈愛の眼を注ぎながら心に染み入る筆で描く『哀切の人』。 直木賞作家・伊集院静のファンのために小説・エッセイなど著書を紹介しています。
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どうにかなるか―静と理恵子の血みどろ絵日誌どうにかなるか―静と理恵子の血みどろ絵日誌
伊集院 静 /西原 理恵子
双葉社 刊
発売日 2006-07
オススメ度:★★★




生きる勇気 2008-09-29
こういういい加減な人を知ると元気がでます。

博打に数千万のお金を使っている(損をした)らしいです。

いい年になっても、飲む、打つの人生のようです。

溺れ具合が半端じゃないです。素人はかないません。

こんな人が、こんな人だから、多くの人を感動させる小説が書けるのでしょうか?

伊集院さんの短編が好きです。



またまた 2006-07-23
おなじみ迷コンビの痛快?エッセイ第5弾!少しずつ加わるエッセイ以外の付録的要素も毎回、楽しみにしてます!次回は袋綴じ企画とかやってくれたらマスマス面白いかも?


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アホー鳥が行く―静と理恵子の血みどろ絵日誌 (角川文庫)アホー鳥が行く―静と理恵子の血みどろ絵日誌 (角川文庫)
伊集院 静 /西原 理恵子
角川書店 刊
発売日 2004-05
オススメ度:★★★




ファンならとりあえず読みたくはなりますよね。 しかし・・・ 2004-06-25
大好きなコンビ、しかも超人気連載ときき、すぐにでも読みたかったのですが、単行本は高いので文庫本がでるまでずーっと我慢してました。ようやく手にしました。読みました。・・・内容、薄いな。(ショック!!) 伊集院さんのエッセイはほぼ全て読みきってきている私、麻雀が大好きな私でも、これはちょっと・・・。平易でも胸にせまる文章が書ける人だと思うのですが、今回は本当に「競輪負けたー、ルール改正がだめなんだ、競輪界はどこへいこうとしているのか」「麻雀負けたー」と、「ほぼ結果だけ」を書いてある回ばっかりなので、大して感情移入もできませんし、楽しめるところが少なかったです。


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白い声〈上〉 (新潮文庫)白い声〈上〉 (新潮文庫)
伊集院 静
新潮社 刊
発売日 2004-12
オススメ度:★★★




とりあえずの感想 2004-12-31
はじめに、私はキリスト教のことはよくわからないので、神の存在や巡礼のことなどには触れられないし、触れるつもりもありません。その上での感想です。
現実離れした話ではあります。
まず、野嶋という男。明治、大正、昭和初期くらいの小説家などで、こんな破滅型の人間はいただろうと思いますが、今の時代にはちょっとあり得ない気がします。あまりにも周りに迷惑をかけ、社会に不適合であり、自分で種をまいた不幸が全て自分(および周り)にふりかかってきます。
そして、玲奈という女性。私はクリスチャンではありませんが、そういうことを抜きにしてもまさに「聖女」のような人です。こんな人がいることが信じられません(笑)。どこまでも何があっても真っ直ぐに野嶋という男を信じ、支え、愛し通します。
野嶋の自業自得なダメぶりには辟易しますが、しかし、そういうふうにしか生きられなかったのだと思うとちょっと哀れに思えてきたり・・・。そして病気にまでなってしまうことには、つくづくどこまでも不運な男だと思い・・・。
そんな時、玲奈という女性の存在に読んでいて救われる思いがしました。野嶋は不運であったかもしれないが、玲奈を得たことは彼にとってこの上ない幸運であった。なんだかそんな感じの小説でした。


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眠る鯉 (文春文庫)眠る鯉 (文春文庫)
伊集院 静
文藝春秋 刊
発売日 2005-12
オススメ度:★★★




伊集院のゆとり 2005-12-18
楽に読める。あまり衝撃を受けたり溜息をつく必要がなく、しかし読書のよろこびは味わえる。星の数は言うまでもなく便宜的なものであり、

小説の価値は客観性と馴染むものではありません(念のため)。

さて著者の作品に不思議に漂う一種の安心感ないしは余裕は、どこから

来るものだろうか。おそらく、伊集院氏にとっては、男性には言うに言われぬ「あり方」のようなものが厳として存在し、そこにとどまるならば安心立命の境地は自然に訪れるものだ、というような認識があるのではないだろうか。「あり方」は作法とも規範とも異なるほぼ言語化不能な何かである。そして女性については、「自分は女性ではないからよくわからない」と伊集院氏は思っているのではないか。


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